コミュニケーションは練習できる『上手な断り方と断られ方』

沖縄でカウンセリングを営んでいるPlusOneLifeと申します。日常でも頻繁に直面するのが「誘いを断らなければいけないとき」や「誘いを断られた時」です。

誰でも仕事の場面でも、プライベートでも、断られることは避けられません。しかし、断られることで心が傷つき、次の一歩を踏み出すのが怖くなることもあります。今回は、そんな状況でも前向きに次につなげるための伝え方についてお伝えます。

まず初めに、断られる時や断る時の「アイコンタクト」の重要性について。アイコンタクトは、コミュニケーションに非常に影響します。相手と目を合わせることで、あなたが相手の話を真剣に受けとろうとしていることが伝わります。

断る際にも、断られる際にも、しっかりとアイコンタクトを取ることは大切です。これは、相手への尊重と、誠実な気持ちを伝えるためです。自分が断る立場にあるときも、目を合わせて「今回は難しいです」と言うことで、相手に対する意を示すことができます。

2. 認められる欲求を理解する

人間は誰でも「認められたい」という欲求を持っています。この欲求は、私たちの行動や感情に大きな影響を与えます。特に、何かを断られた時に感じる失望や落胆からは、この欲求が満たされなかったことが大きいといえます。

自分自身が否定されたため断られたと受け入れられることが多いです。

3. 断られたときと断ったときのフォロー

断られたときの気持ち、自分を整理し、前向きな思考を保つことです。行動を起こした自分に対して優しい言葉をかけることが有効です。

「今回はうまくいかなかったけれど、もっと良い結果が出るはず」と自分に言い聞かせてください。、努力を惜しまず、ぜひ次のチャンスを狙うための対話をしてください。

一方、断った後は次につながるためのフォローが望ましいでしょう。

例えば、ビジネスの場面で提案が断られた場合に「どの部分に修正が必要でしたか。次回のための参考にします」といったメッセージを送ることで、次の機会を増やすことができます。相手との関係を維持し、協力の可能性を高めるために非常に有効です。

4. 感情を大切に

断られることは誰にとっても辛い経験です。感情を抑えるのではなく、正直に感じ、受け入れる必要があります。これは、自分自身の心の健康を保つためです。

例えば、断られた後に感じる悲しみや怒りを否定せず、「今、自分はこう感じているんだ」と認識します。そして、その感情をしっかりと味わった後、少しずつ前向きな気持ちに切り替えていくことです。友人や家族に話すことで、感情を整理し、次の一歩を踏み出す力を借りましょう。

沖縄から心のケアをお届けするPlusOneLifeとして、皆様が前向きに人生を歩んでいけるよう、これからもサポートを続けていきたいと思います。どんなに小さなことでも、困ったことがあればお気軽にご相談ください。心を込めて、皆様の心の健康をサポートいたします。

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
教育学部卒業後に小学校教師となるが、先生同士の対人関係で悩み教員を離れる。その後大学などで学び、作業療法士、公認心理師となり沖縄県内の精神科クリニック及び小中学校のスクールカウンセラーに勤務。2019年より心理学講師(ウェルカルチャースクール/男女共同参画センターてぃるる)2021年に絵本『さばくと少年』を出版。同年コザ信金創業セミナーにてベストビジネスプランナーに選ばれる。

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