
バッチフラワーレメディは、自然療法の一種であり、心のバランスを回復し、感情的な問題やストレスに対処するために使用されます。
本記事では、バッチフラワーレメディの基本的な原理、一般的に使用されるレメディ、効果、および使用方法について詳しく解説します。
材料は全て植物由来のため、赤ちゃんからお年寄り、動物や植物にも使えます。詳しくは下記の「フラワーレメディのメカニズム」をご参照ください。
バッチフラワーレメディの起源
1936年にイギリスの医師であり、細菌学者、病理学者でもあった、エドワード・バッチ博士により開発された、38種類のお花を原料に用いたエッセンスを使う自然療法です。感情の深いレベルに働きかけ、ストレスやマイナス感情を和らげ心をより良いバランスに保ちます。
バッチ博士は幼い時から自然を愛し、簡単で害のない治療法を発見することを夢見ていました。内科医として開業し、細菌学者として研究活動を続けます。慢性病のための7種のワクチンを開発。ところが病に倒れ「余命3ヵ月」と宣告されます。
博士は「病気ではなく、その人そのものをみる」という信念のもと、徐々に体調を取り戻し3ヵ月の余命から20年余りも生き続けます。「健康は心の平安からもたらされる。癒しのヒントは自然の中にある」と考え38種類の花・植物のフラワーエッセンスを開発しました。最後のエッセンス、ワイルドローズを発見した4ヵ月後、1936年に50歳で永眠しました。

メカニズム
レメディとは‟re(再び)+medy(癒す)”という意味です。多くの自然療法は科学的根拠が実証されているものではありません。バッチフラワーレメディを使えば病気が治るということではないのです。しかしバッチフラワーレメディを使い、精神状態が良くなる事で、より健康になったという例は数多く報告されています。
バッチフラワーレメディはお守りのような存在として扱って頂けたらと思います。日常の中で感じるストレス、人間関係・恋愛・仕事の悩みなど、そこから生じる様々なマイナス感情、気持ちの有り様をバッチフラワーレメディはそっと手助けしてくれます。

英国の医学博士である、マナーズ博士は、半世紀以上にわたる研究で私たちの体の各器官の細胞が健康なときに発信している音(周波数)を分析・解明しました。その中で、38種類のバッチフラワーの周波数も解明されています。
エッセンスと製造方法
自然に咲く花や植物の花弁や葉などの部分を水や酒の溶液に漬け込み、エネルギーを抽出して作られます。この過程で、花のエネルギーが溶液に移され、エッセンスが作られます。
主成分はミネラルウオーターと、水質保存材としてお料理などで使うワインビネガーのお酢が入っています。無害で副作用がありません。

「イライラしている」「疲れている」「眠れない」など、今のご自身のネガティブな状態に合わせたレメディーを選んで数滴をお飲物に入れてお飲みください。
バッチフラワーはあなたの自然な回復過程をスムーズに歩むことを助けてくれるでしょう。
他の薬やセラピーとも併用できますので、普段通りの生活を続けながら服用することができます。
70年近く世界中で使用されていて、一度も事故がないことでも証明されています。
対象者
生まれてから今までの体験で感情を無意識に封じ込めたり、見えない鎧をかぶせていたものが解放されていくことがあります。玉ねぎの皮が一枚ずつはがれていくように、もう必要のない感情を手放し本当の自分に近づいている感覚です。
人格的傾向やその時々に起こる感情の過剰、欠如している部分に作用し、心のバランスを取るように働きかけます。
✅ 日常的なストレスや感情の乱れを感じている方
✅ 自然療法に関心がある人
✅ 自己理解や感情のセルフケアを深めたい人
✅ イライラ、落ち込み、怒りなど、感情が激しく揺れている人
✅ 短気、恥ずかしがり、忘れやすい、ボーっとしがちな人
✅ 自分の意識では制御できない感情や状態を和らげたい人
効果には個人差がありますが、一般的には、一時的な感情には効果が早く、長期的な感情には、 その症状に応じた時間がかかると言われています。
効果・期待される作用
フラワーレメディは心や感情面に働きかけることを目的としており、具体的には以下のような効果が期待されています。
- 不安や緊張、悲しみ、怒り、嫉妬といったネガティブな感情の緩和
- ストレスの軽減やリラックス効果
- 前向きな気持ちや自信の回復
- 人間関係やコミュニケーションの悩みへのサポート
- 決断力や集中力の向上
- 更年期やダイエット、親子関係など、ライフステージごとの心の課題への対応
例えば、「レスキューレメディ」という複数のエッセンスをブレンドした製品は、緊急時や強いストレスを感じる場面でのサポートとして広く利用されています。
もし間違ったレメディを選んでも、効果が現れないだけで、害や副作用は全くありません。また、依存性がなく、長期間使っているうちに効果が薄れるということもありません。
作り方と使用方法
レメディボトルの作り方はとてもシンプルです。あなたに合った調合をするために、問診に時間をかけて行っていきます。どんな薬や治療やセラピーとも併用できますので、普段通りの生活を続けながら服用することができます。
- カウンセリングや問診を行いながら、レメディを選んでいきます
- 選んだレメディを3滴ずつ入れ、ブレンドします
- 保存液を入れて完成。1瓶(約2~4週間分に相当)
- 日常生活の中で1日4回~を3滴ほど服用します
- 服用しながら内面の変化に目を向け、観察していきます
- 話し合いながら、レメディを調整していきます

飲み方は、1回に3~4滴を、1日に4回飲みます。 朝起きた時と、夜寝る前は特におすすめです。 水やコーヒー、紅茶、果汁などはもちろん、お味噌汁やスープなどに入れていただいても構いません(直接口に垂らしてもかまいません)。
1回の量を増やしても害はありませんが、効果があがるわけでもありません。その代わりに、何となく自分が飲みたくなったり、必要を感じているときには、頻繁に飲むと良いでしょう。
イギリス発祥、ヨーロッパを中心に約80年安全に利用されてきた歴史があります。現在では、世界約90カ国以上の国々で、特に欧米では医師や看護師、獣医などにも使用されています。
フラワーレメディの選び方
バッチフラワーレメディは38種類のレメディとレスキューレメディで最大6~7種類までを組み合わせると、約1500万通り以上もの感情に対応することができます。
指標を参考にしながら、自分や癒してあげたい対象の感情、精神状態に近いレメディを探ります。また、こうありたいという理想の状態をイメージして選ぶ方法もあります。
疲れているときは、23番のオリーブがおすすめです。何か特定の不安があるときは20番のミムラスや、我慢できない感じやイライラに対処するときは18番のインパチェンス、強い恐怖に対処するために26番のロックローズどがよく使われています。




よくある質問
- Qバッチフラワーレメディは安全ですか?
- A
はい、バッチフラワーレメディは一般的に安全ですが、アレルギー反応がある場合や他の薬を服用している場合はお知らせください。
- Qバッチフラワーレメディの保管方法は?
- A
バッチフラワーレメディは直射日光や高温を避け、冷暗所で保管するのが最適です。しっかりとキャップを閉め、子供の手の届かない場所に保管してください。
- Qバッチフラワーレメディの効果はいつ現れますか?
- A
バッチフラワーレメディの効果は個人差がありますが、通常は数週間から数か月かかることがあります。継続的な使用が大切です。
- Qバッチフラワーレメディは薬と一緒に使用できますか?
- A
はい、バッチフラワーレメディは他の薬と併用して使用できます。重篤な疾患を治療している場合は、事前にご相談ください。