必見『使命を持つとは』

心理学に興味を持っている皆さんに向けて、テーマは「使命」についてお話ししたいと思います。

人生には誰もが自分なりの目的や意義を求めるものですが、その使命を見つけることは簡単なことではありません。無意識に生きているうちに、自分の使命を見つけるためのヒントが隠れているかもしれません。

「使命が分からない」と感じることは、誰にでもあることです。特に人生の転機や目標を見失ったときに、自分の使命について考えることが多くなるかもしれません。しかし、使命は一つだけではありませんし、一度決まったものだけが正解ということもありません。

心理学的に見ると、使命を見つけるためには自己理解が重要な要素です。自分自身に向き合い、自分の価値観や情熱、得意なことや興味をよく観察することで、自分の使命が見えてくることがあります。

使命を見つけるためには、内省することも大切です。無意識には私たちの深層心理や本心が隠れています。自分自身に対して素直になり、心の声に耳を傾けることで、本当に望んでいることや大切に思っていることが明らかになるかもしれません。

使命を見つける過程は一朝一夕ではありません。焦る必要はなく、自分の内面と向き合いながら時間をかけて探求していくことが大切です。進むべき道は自分自身しか知りません。他者と比較するのではなく、自分の心に問いかけ、自分自身を信じることが重要です。

使命を見つけるためには、挑戦することも必要です。新しいことにチャレンジしたり、自分の興味を追求することで、新たな可能性や方向性が開けるかもしれません。失敗や試行錯誤があっても、それは成長と学びの過程として捉えることができます。

開発的カウンセリングのセッションでは、使命を見つける過程においてサポートをしています。自己理解を深めるためのヒントやテクニックを提供し、自分自身との対話を促進しています。

自分の使命を感じることで、日々の生活に意味や目標が生まれ、より充実した人生を歩むことができるでしょう。その使命を追求することは、心の充足感と幸福感をもたらすことに繋がります。

それぞれの人生において、自分自身の使命を見つけるための答えはあなた自身の中にあります。「私には何の価値もない」と結論付ける場合、その人は何らかのトラウマや愛着の形成に問題を抱えている場合があります。誰でも自分には価値がないと思いたい人はいないはずです。価値がないと思うようになった経緯をたどると、幼少期における社会的ストレスが影響していることが多いのです。

誤った価値観を身につけてしまうと、それによって様々な制限を自分自身に課してしまいます。幼少期の体験が今も大きな影響を持ち続けることは誰にでも起こりうるのです。無意識に自ら幸せを遠ざけてしまうことは避けなければなりません。

心理療法には、誤った価値観を見つけ修正する方法があります。それは「認知行動療法」と呼ばれるもので、古い不適切な価値観を手放し、新たな適切な価値観を育てていく作業を行っていきます。一人では気づきにくい価値観も、カウンセラーと共に少しずつ修正することが出来ます。

最後に、人はいくつになっても変わることができます。ある方が有名な心理学者に尋ねたそうです。

「先生、人は何歳までなら変わることが出来るのでしょうか」

学者:「そうだね。死ぬ2日前までかな」

ご神体の鏡にうつるのは「生まれる前の私」です。ご神体を通して「あの世の私」と対面し、あの世で決めてきた「この世での使命」を無意識に再確認するのです。

「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」著:八木龍平

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
教育学部卒業後に小学校教師となるが、先生同士の対人関係で悩み教員を離れる。その後大学などで学び、作業療法士、公認心理師となり沖縄県内の精神科クリニック及び小中学校のスクールカウンセラーに勤務。2019年より心理学講師(ウェルカルチャースクール/男女共同参画センターてぃるる)2021年に絵本『さばくと少年』を出版。同年コザ信金創業セミナーにてベストビジネスプランナーに選ばれる。

管理者をフォローする
ブログ一覧
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました