著:橋本陽輔 ㈱自由国民社 2018年発行
色の力の中でもピンク色のすごさを伝えている本書。ピンクという色は万能であること、そして生まれる前に初めて見る色もピンク色であること。
うん?生まれる前にも色って見えるのかしら。と疑問に思って調べてみると面白いことが。
生まれたばかりの赤ちゃんは視覚が発達しておらず、ものがよく見えないと考えられてきたが、英国の研究チームは子宮内部まで届く光を使った実験で、生まれる前の胎児でも「ヒトの顔」のように見えるものに反応する能力があることを確かめた。
https://www.excite.co.jp/news/article/Hazardlab より引用
すごい。さらに・・・。
2011年の研究では、明るい夏の日に母親が服を着ないで過ごすと、子宮の中の胎児は、部屋にいるのと同じくらいの明るさを感じていると言う実験結果を発表している。
https://www.excite.co.jp/news/article/Hazardlab より引用
この研究は生物学誌の「カレントバイオロジー」に掲載されたとのこと。子宮の中の記憶があって、そこで見た色を覚えているということかー。記憶といってもすでに無意識の記憶。海馬の奥の奥にかすかに残っているものかもしれない。
ピンク色というと男の僕としてはちょっといやらしいエロティックなものも浮かんでくるのだが。なるほど、子宮の色ならばエロティックよりも神秘的な印象になってくる。夜の繁華街、ピンクい看板に吸い寄せられるのも母の子宮に帰るようだと思えば微笑ましくなる。
さて睡眠については面白いデータも。
OECD(経済協力開発機構)が(省略)生活時間調査結果を集計したところ、日本人の平均睡眠時間は女性が7時間36分で世界で最も短く、男性は7時間52分で韓国に次いで世界2位の短さでした。
本書より引用
日本人はあまり眠らない、というのは昔から聞いたことがあったが、まさか世界最短時間とは思わなかったー。24時間営業のお店も多いしね。日本は少子化の勢いも増していますが、インドの人が解決策の一つとして24時間営業のお店をなくすことを提案していた。インドには24時間営業のお店はないよと。調べてみると、確かにインドには24時間営業のお店はほとんどないという。
なんで24時間営業を無くしたら少子化対策になるの?
「夜ヒマだったらやることはひとつしかないでしょ」
「・・・。」
1965年のアメリカ大停電、1977年ニューヨーク停電が起きた時も停電の後に出生率が大幅に上がったという。ニューヨークタイムズにも載っている。
他にも2001年アメリカ同時多発テロ事件、2005年ハリケーンのカトリーナがニューオーリンズに襲来した時も、その後の出生率は上昇。大きな事件はご勘弁だが、停電で出生率がアップするなら少子化対策の一つとして「日本では夜急に停電することがあります」という制約を掲げてみてはどうだろうか。
まぁ停電のたびに独り身は寂しい想いしかしませんがね。「停電の前に恋人を作ろう!停電コンパ」ロウソクの明かりの下で語り合ったり、焚き火を囲んでみたり、新しい出会いの形が生まれるかも。
気分が落ち込みやすい方やストレスを溜めやすい方はピンクのシャツを週に3回以上は着るようにしてみると、不思議と明るい気分で過ごせるようになってきます。
本書より引用
おお!ピンク色を着ることでそんな効果もあるのか。ピンクのポロシャツやワイシャツならメンズでもオシャレに着こなせるはずっ!女性受けもいいので、初対面ではピンク色がおすすめ。個人的に。
白だと眩しい、潔癖な感じ?
黒だと暗い、夜の男って感じ?
メンズの中にはピンクに抵抗を持つ人も多いはず。しかーし!意外と似合うと思う。誰に言っているのか分からないが、おじさんがピンクだと若々しい。いかつい人がピンクだと可愛らしい(たぶん)。ピンクを合わせるには難易度も上がるので店員さんにアドバイスもらってもいいのでは。個人的にはラルフローレンのピンクのポロシャツが大好きさ。
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