『発見の旅とは、新しい景色を探すことではなく、新しい目で見ること』

「発見の旅とは、新しい景色を探すことではなく、新しい目で見ること」
これは、フランスの作家マルセル・プルーストの言葉です。

日々の暮らしの中で、ふと「生きづらさ」を感じる瞬間はありませんか?

「もっと居心地の良い場所があればいいのに」
「もっとわかり合える人たちがいたら…」
「もっと理想の自分に近づきたい…」

そんな想いから、私たちはつい“外の世界”に答えを探しに出かけてしまいがちです。けれど、本当に必要なのは「新しい場所に行くこと」ではなく、「今の自分の目線を見つめ直すこと」かもしれません。

生きづらさの裏側にある“心のレンズ”

私たちはみな、過去の体験や傷ついた記憶を無意識に心の中にしまっています。そしてその経験が、「物の見方」や「感じ方」のクセとなって、今の現実を形づくっています。

たとえば、誰かの一言が必要以上に心に刺さるとき。
あるいは、小さな失敗に過剰に落ち込んでしまうとき。

そうした反応の奥には、過去の出来事によって歪んだ“心のレンズ”が存在していることがあります。でも、それは決して「あなたが悪いから」ではありません。むしろ、それほどまでに懸命に生き抜いてきた証なのです。

心理療法でできること 〜「見方を変える」小さな練習〜

プラスワンライフの心理療法では、この“心のレンズ”を少しだけ傾けてみる――そんな練習をご一緒にしていきます。

「失敗ばかりの人生だった」と思っていた自分が、
「よくここまで来た」と感じられるようになる。

そんなふうに、物事の見方がほんの少し変わるだけで、世界の色彩が変わって見えることがあります。

それはまるで、自分の心の奥にある“宝物”を見つけるような旅です。
遠くに行かなくても、新しい景色は自分の中にちゃんとあるのです。

自分を見つめる旅に、寄り添いたい

旅に出ることも、もちろん素敵なことです。
でも、時には足を止めて、自分の心と対話する時間を持つことも、かけがえのない「旅」だと思うのです。

私たちプラスワンライフは、そんな“心の旅”に寄り添う専門家として、あなたと一緒に歩んでいきたいと願っています。

「ちょっと立ち止まりたいな」
「自分を見つめ直したいな」

そう思ったときには、どうぞ気軽にお声かけください。
コーヒーを片手に、心の風景について語り合う時間が、きっと新しい発見へとつながるはずです。

🌿 プラスワンライフ 🌿


管理者

阿賀嶺 壮志(あかみね たけし)
1983年、沖縄生まれ
一般社団法人プラスワンライフ代表理事:公認心理師

精神科クリニックや学校現場で、15年にわたり心理支援・カウンセリングに携わってきた信頼と実績のあるカウンセラー。
幼少期の病弱さと孤独な経験から「ありのままの自分を受け止めてくれる存在」の大切さを深く実感し心理の道を志す原点となる。
教員時代の挫折や、言葉を超えた児童との心のつながりを通して、トラウマ支援への使命感を強めていった。

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