南米少年のアイデンティティ

沖縄では世界のうちなーんちゅ大会がありましたね🤝

賑やかな舞台の裏で、アイデンティティに悩む少年の話が出ていました。

沖縄にルーツを持つ少年は生まれ育った場所(南米)で「外人」と言われ窮屈な思いをしていました🌍

うちなーんちゅ大会への参加が決まっても、楽しみ半分、不安半分といった様子。

「沖縄でも外人扱いされたらどうすればいいのか…」しかし那覇空港に降り立って最初にかけられた言葉に少年は救われました🛬

出迎えた関係者、ボランティアの方々が言った言葉は

「おかえりなさい」

その言葉で少年の意識は180度変わります。

「沖縄も、生まれ育った場所も僕の帰る場所」ささいな一言での大転換。

哲学者の池田晶子は

『絶望の淵にいる人に本当に必要なのは、宗教でも医療でもなく言葉だ』と語っています。

❝言葉❞の由来は「ことの葉で包んで贈る」こと🎁

贈り物という意識を持てば、言葉を選ぶのは大切な行為だと感じます。私のカウンセリングでも

「いってらっしゃい」で迎え「おかえりなさい」で見送ろうかなと考えてみました(笑)

今月も健やかにお過ごしください🍀

PlusOneLifeアカミネ

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
教育学部卒業後に小学校教師となるが、先生同士の対人関係で悩み教員を離れる。その後大学などで学び、作業療法士、公認心理師となり沖縄県内の精神科クリニック及び小中学校のスクールカウンセラーに勤務。2019年より心理学講師(ウェルカルチャースクール/男女共同参画センターてぃるる)2021年に絵本『さばくと少年』を出版。同年コザ信金創業セミナーにてベストビジネスプランナーに選ばれる。

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