絶望が救いとなる ~シオランの言葉~

「どうしてこんなことになってしまったんだ。生まれてきたからだ」

ペシミスト(悲観論者)のシオランは多くの著書を残していますが、どの著書にもネガティブワードがたくさん詰まっています。

苦しい時期、辛い時期、身動きが取れなくなる。何も手につかなくなる。閉じこもりたくなる。

私たちは時に光よりも影を求める事があります。

人生の深海をさまよっている時、光は眩しすぎて直視できない😎。

ポジティブなアドバイスを素直に受け取れない。そのエネルギーについていけない。

そんな時、誰もハッピーエンドにならない物語や混沌とした歌詞など。

絶望に救われる事があります。もう一度、生きてみようと思える🚶‍♂️。

私はシオランの文章を読むと、悲観的すぎて笑ってしまいます。

そして少し元気になる(笑)最後に一節

「人は動機なしに生きる事が出来ない。ところで私は動機を持っていない。そして生きている」

祝日も健やかにお過ごしください。

PlusOneLife アカミネ 🍀

管理者

阿賀嶺 壮志(あかみね たけし)
1983年、沖縄生まれ
一般社団法人プラスワンライフ代表理事:公認心理師

精神科クリニックや学校現場で、15年にわたり心理支援・カウンセリングに携わってきた信頼と実績のあるカウンセラー。
幼少期の病弱さと孤独な経験から「ありのままの自分を受け止めてくれる存在」の大切さを深く実感し心理の道を志す原点となる。
教員時代の挫折や、言葉を超えた児童との心のつながりを通して、トラウマ支援への使命感を強めていった。

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