絶望が救いとなる ~シオランの言葉~

「どうしてこんなことになってしまったんだ。生まれてきたからだ」

ペシミスト(悲観論者)のシオランは多くの著書を残していますが、どの著書にもネガティブワードがたくさん詰まっています。

苦しい時期、辛い時期、身動きが取れなくなる。何も手につかなくなる。閉じこもりたくなる。

私たちは時に光よりも影を求める事があります。

人生の深海をさまよっている時、光は眩しすぎて直視できない😎。

ポジティブなアドバイスを素直に受け取れない。そのエネルギーについていけない。

そんな時、誰もハッピーエンドにならない物語や混沌とした歌詞など。

絶望に救われる事があります。もう一度、生きてみようと思える🚶‍♂️。

私はシオランの文章を読むと、悲観的すぎて笑ってしまいます。

そして少し元気になる(笑)最後に一節

「人は動機なしに生きる事が出来ない。ところで私は動機を持っていない。そして生きている」

祝日も健やかにお過ごしください。

PlusOneLife アカミネ 🍀

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
一般社団法人プラスワンライフ代表理事・公認心理師。精神科クリニックと学校現場において10年以上にわたる心理支援・カウンセリング経験を重ねてきた信頼のカウンセラー。幼少期の病弱で孤独な体験から「ありのままの自分を受け止めてくれる存在」の大切さを深く実感し、心理の道を歩む原点に。教員時代の挫折と児童との思いがけないつながりも、トラウマ支援への志へとつながっています。
2019年に「トラウマ治療専門カウンセリングルーム」を開設。統合的な心理療法と自然療法を組み合わせ、「元以上の状態へ」導く支援を理念としています。2021年には絵本『さばくと少年』を出版し、沖縄県内すべての小学校に配布されるなど、教育への貢献も続けています

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