沖縄のトラウマ専門カウンセリング

🌩️ こんなことで困っていませんか

  • つらい出来事のことを思い出すと、胸が苦しくなる/体が固まる
  • 人と会うとどっと疲れる。警戒してしまう
  • 眠れない、悪夢、夜に不安が強くなる
  • 些細なことで過剰に驚く、イライラが続く
  • そばに誰かがいても孤独を感じる
  • 「私が悪い」「もっと頑張らないと」と自分を責めてしまう

これらは、性格や気合いの問題ではなく、心と体が身を守ろうとする反応として起きていることがあります。
プラスワンライフでは、沖縄を拠点に、トラウマに配慮したカウンセリング(心理療法)を通して、少しずつ回復を支援します。

「トラウマ」って、大きな出来事だけではありません

トラウマは、事故や災害のような明確な出来事だけでなく、
長く続いた緊張、安心できない人間関係、繰り返しの否定や孤立など、“そのときの自分には抱えきれなかった体験”が影響していることもあります。

「こんなことで相談していいのかな」
そう感じる方ほど、まずは丁寧に整理するところから一緒に始められます。

💡 トラウマが関係しているかもしれないサイン

トラウマの影響は、記憶だけでなく、体の反応対人関係のパターンとして現れることがあります。

  • 頭では分かっているのに、体が先に反応してしまう(動悸、息が浅い、こわばり)
  • 何もないのに「危ない気がする」と感じる(過緊張)
  • 感情が麻痺したように感じる/現実感が薄い(ぼんやり、遠い感じ)
  • 人に合わせすぎる/距離を取りすぎる(近づくほど苦しくなる)

大切なのは、反応を「弱さ」と決めつけず、“守るために身についた反応”として理解することです。

トラウマ症状は回復できます(治療法・心理療法について)

トラウマ反応は身を守るために働いた心と体の仕組みです。
適切なケアを重ねていくことで、症状は軽くなり、日常を取り戻すことができます。

よく見られるトラウマ症状(例)

  • 過覚醒(緊張が抜けない):眠れない、些細な音に驚く、イライラが続く
  • 再体験:フラッシュバック、悪夢、映像が浮かぶ
  • 回避:人・場所・話題を避ける、予定が近づくと体調が悪くなる
  • 感情の麻痺・解離:感情が遠い、現実感が薄い、ぼんやりする
  • 自己否定・罪悪感:「自分のせいだ」と責め続ける
    ※症状は人によって出方が異なります。診断の有無に関わらず、ご相談いただけます。

📍 回復の道筋(大切にする順番)

トラウマケアでは、順番がとても大切です。無理に掘り下げるほど、つらさが増すこともあります。

1)安定化(安全をつくる)

まずは、日常の負担を下げて「今ここ」を整えます。

  • 睡眠・生活リズムの調整
  • 呼吸・リラクセーション
  • 不安や過緊張が高まったときの対処スキル
  • 境界線(アサーション)や環境調整
    この段階だけでも、「疲れ方が変わった」「眠れる日が増えた」という変化が起こります。

2)整理(必要な範囲で体験を扱う)

状態が整ってきたら、必要に応じて「体験の整理」に進みます。
ここでは、詳細を無理に話すことよりも、
“今の生活に影響している反応”を少しずつほどいていくことを重視します。

3)統合・再発予防(これからの人生へ)

反応が落ち着いてきたら、

  • 自分を責めるクセの手放し
  • 人間関係の距離感
  • 仕事や生活の負担設計
    など、再発しにくい土台を一緒に作っていきます。

🛋️ 当カウンセリングで大切にしていること

1. 安全とペースを最優先にします

トラウマ領域では、無理に話すほどつらくなることもあります。
話せる範囲・今の生活への影響・体の反応を見ながら、負担の少ない進め方を大切にします。

2. 「生活の回復」を目標にします

眠れるようになりたい、対人疲労を減らしたい、仕事に集中したい。
目標は人それぞれです。日常が少し楽になることを目標に、具体的な一歩を一緒に整えていきます。

3. 必要に応じて心理療法・スキルも組み合わせます

状態に応じて、次のような方法を今の状態に合うものだけ組み合わせます。

  • 症状の仕組み(脳・自律神経・防衛反応)を知る
    ↪症状の仕組みを理解し「自分を責める」視点を減らしていきます。「身を守るために起きた反応」と理解できると、自己否定や不安が下がり、回復の土台ができます。
  • 感情調整・グラウンディング
    ↪呼吸、五感(触覚・視覚など)、足裏の感覚、周囲の確認などで、体の警戒を下げて“落ち着ける状態”を作るのが目的です。
  • 認知の整理(認知行動療法的アプローチ)
    ↪「自分のせい」「私はダメだ」といった自動的に出る考え(思考のクセ)を、事実と解釈に分けて見直すことで、罪悪感・自己否定・不安のループを弱めます。
  • 身体へのアプローチ(呼吸・身体感覚の調整)
    ↪トラウマ反応は“頭で理解する前に体が反応”することが多いので、筋緊張のゆるめ方、身体感覚への注意の向け方などで、交感神経の過活動(過緊張)を下げることを目指します。
  • 頭蓋仙骨療法などのボディワーク
    ↪やさしいタッチや呼吸・身体感覚への働きかけで、体の緊張をゆるめ「安全だ」と感じやすい状態を作るアプローチです。

🧭 進め方

  1. 今の困りごとを整理(眠り・体調・対人関係・不安など)
  2. 安全を作る(負担を下げる工夫、セルフケア、対処スキル)
  3. 必要に応じて体験の整理(無理に掘り下げません)
  4. 再発予防と安定化(生活リズム、関係性、仕事の負担調整など)

「まずは落ち着くことから」でも大丈夫です。

こんな方におすすめです

  • 過去の体験が、今の不調につながっている気がする
  • 相談したいが、話すのが怖い/言葉にしづらい
  • 病院に行くほどか分からないが、日常がしんどい
  • できれば薬だけに頼らず、根本的に整えていきたい
  • “自分を責める癖”から少しずつ離れたい

よくある質問(FAQ)

Q1. トラウマかどうか自分で分かりません。相談していいですか?
ご本人が一人で判断するのはとても難しいものです。大切なのは診断名よりも、いま「つらさ」や「困りごと」が続いているかどうかです。そうした状態があるなら、それだけで十分に相談する理由になります。

Q2. トラウマは本当に回復しますか?
はい、回復は可能です。トラウマ反応は、過去の経験から心と体が身を守るために身につけた反応です。適切なサポートのもとで安全を整え、少しずつ負担を下げていくことで、過緊張や不安、フラッシュバック、対人疲労などは和らいでいきます。

Q3. つらい出来事を詳しく話さないといけませんか?
詳しく話さなくても大丈夫です。無理に語ることが回復の近道とは限りません。まずは「今の困りごと」(眠れない、不安が強い、人と会うと疲れる、緊張が抜けないなど)から、話せる範囲で十分です。あなたのペースを大切にしながら進めますので、安心してご相談ください。

Q4. フラッシュバックが怖くて相談できません。
フラッシュバックが怖いと、「話したら余計につらくなるのでは」と感じてしまいますよね。まずは、フラッシュバックが起きたときに少しでも落ち着けるように、体の反応を下げる方法(呼吸・グラウンディング・安全の作り方)から一緒に整えていくことができます。

Q5. 何回くらい通えばよいですか?
最初は2〜4週に1回くらいのペースで始める方が多いです。状態が安定してきたら、月1回〜必要なときにという形で間隔を空けていくこともできます。無理に急がず、安心できるペースが大切です。お話をうかがいながら「今はどれくらいが負担なく続けられそうか」を一緒に決めていきましょう。

Q6. オンラインでも受けられますか?
はい、オンラインでも受けられます。不安が強いときは、進め方をゆっくりにしたり、途中で休憩を入れたりと、負担が少ない形で調整できますので、安心してご相談ください。

Q7. 心療内科とカウンセリング、どちらが良いですか?
状況によって「どちらが合うか」が変わります。迷うのは自然なことですし、併用が助けになる場合もあります。

心療内科(医療機関)が向きやすい目安

  • 不眠や食欲低下が強く、日常生活が大きく崩れている
  • 強い不安・動悸・パニックのような症状が続く
  • 薬の選択肢も含めて相談したい

カウンセリングが向きやすい目安

  • つらさの背景(体験や人間関係、自己否定のクセ)を整理したい
  • 対人疲労、過緊張、フラッシュバックなどへの対処法を身につけたい
  • “今の生活を少しずつ立て直す”ためにペースを整えたい

どちらかを選ばないといけない、ということはありません。まずはお話を伺いながら、今の状態に合う進め方(医療の併用が必要かどうかも含めて)を一緒に考えていけます。


📝 ご予約・お問い合わせ

「まずは相談してみたい」その気持ちだけで十分です。
あなたのペースを大切に、落ち着ける場所としてお待ちしています。

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