予期不安が強いときの対処法

年末ですね。さすがの沖縄も寒さが身に沁みます(といっても15度前後ですが)。

年末年始、ゆっくり過ごしたいところですが 「休日も仕事のことを考えてちゃんと休めない」 という方も多いですね。

将来に対する予期不安が強いと”今”をリラックスして過ごすことはむずかしくなってしまいます(・_・;)

予期不安が強いということは危険予知能力が高いということでもあります。

それは生きていく上で重要ですが、あまり高くなってしまうのもまた面倒です。予期不安の高さ、それは【生まれ持った性格】ではなくあなたの【過去の体験】が要因となっています(生まれつき予期不安の高い人はいませんし)。

これまでの失敗・恐怖体験が強く脳(記憶)に刻まれている状態といえます。

《治療法》

  • 『トラウマケア』(失敗・恐怖体験を過去のものして新たな意味づけをします。
  • 『認知行動療法』(新たな認知を脳に植え付ける、つまり脳に「そこまで不安を感じなくても大丈夫だよ」と再学習してもらいます。
  • 『暴露療法』(不安や恐怖に安全な方法で向き合うことでの順応を図ります。

これらは練習でどんどん上手になります☺

一般社団法人プラスワンライフ

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
教育学部卒業後に小学校教師となるが、先生同士の対人関係で悩み教員を離れる。その後大学などで学び、作業療法士、公認心理師となり沖縄県内の精神科クリニック及び小中学校のスクールカウンセラーに勤務。2019年より心理学講師(ウェルカルチャースクール/男女共同参画センターてぃるる)2021年に絵本『さばくと少年』を出版。同年コザ信金創業セミナーにてベストビジネスプランナーに選ばれる。

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