本当に友情を育むのが苦手な方へ

沖縄でトラウマカウンセラーをしている公認心理師アカミネです。今回のテーマは「友情を育む」について、心理学の観点からお話ししてみたいと思います。友情とは、私たちの人生を彩る大切な絆であり、新しい日々を幸せで満たす源でもあります。どのようにして友情を育み、後悔しない素晴らしい関係を築いていくことができるのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

友情とは、信頼と共感が基盤となる特別な関係です。誰かと深くつながり、お互いを理解し合うことで、心からの幸せを感じることができます。友情を育むために大切なのは、相手を受け入れる姿勢です。人は皆、違う考え方や価値観を持っています。その違いを尊重し、相手の気持ちや意見に耳を傾けることが、友情を深める第一歩です。

そうはいっても、自分と異なる価値観を持っている人を受け入れるのは簡単ではありません。「多様性」が叫ばれる昨今ですが、まさに言うは易く行うは難しです。そこで前回のコラム「アドラーが伝えたかった他者との距離感」を参考にして欲しいと思います。人間関係にはこの期待が潜んでいます。お互いが「自分を受け入れて欲しい」と思っています。そうであれば、ぜひあなたから受け入ることをお勧めします。きっと相手も肩の力を抜いてホッとするでしょう。

コミュニケーションが友情の土台です。素直なコミュニケーションを通じて、お互いの思いやりや喜び、悩みを共有しましょう。日々の些細なことから深い話題まで、何でも話せる友人との関係は、心に温かな絆を築きます。互いに時間をかけて話すことで、信頼感が育まれ、友情は一層深まっていくでしょう。このように自分から先に自己開示することは大切ですが、どの程度自分のプライベートなことを伝えるかは慎重になる必要があります。相手との仲を急ぎ過ぎず、少しずつ深めていきたいですね。

友情が築かれていくプロセスにおいて、大切なのは感謝の気持ちを忘れないことです。お互いに助け合い、支え合うことで友情は育まれていきます。日常の些細なことから大きな喜びまで、共に過ごす時間に感謝の気持ちを持ちながら、友人との関係を深めていきましょう。

最後に、友情を育む際に心に留めておきたいのは、自分自身を大切にすることです。自分が幸せを感じ、満たされているとき、それが友人との関係にも良い影響を与えます。友情は時間をかけて育てるものですが、その価値は計り知れません。後悔しないために、今ここで友情を大切にすることが大切です。友人と過ごす時間は、楽しい思い出や心温まる瞬間で満たされています。未来に向けて、友情を深めていく過程が、あなたにとっての宝物となることでしょう。

大切な人と定期的に連絡をとり、きずなを深めよう。友情をはぐくみ、それがどんなに大きな花を開かせるかを楽しみにしよう。

「後悔しない生き方」著:マーク・マチニック
管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
一般社団法人プラスワンライフ代表理事・公認心理師。精神科クリニックと学校現場において10年以上にわたる心理支援・カウンセリング経験を重ねてきた信頼のカウンセラー。幼少期の病弱で孤独な体験から「ありのままの自分を受け止めてくれる存在」の大切さを深く実感し、心理の道を歩む原点に。教員時代の挫折と児童との思いがけないつながりも、トラウマ支援への志へとつながっています。
2019年に「トラウマ治療専門カウンセリングルーム」を開設。統合的な心理療法と自然療法を組み合わせ、「元以上の状態へ」導く支援を理念としています。2021年には絵本『さばくと少年』を出版し、沖縄県内すべての小学校に配布されるなど、教育への貢献も続けています

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