公認心理師が教える「心の満足と物質のバランス」

トラウマカウンセラーの公認心理師アカミネです。今日は、私たちの日々の生活において求める「豊かさ」について考えてみたいと思います。心理学の観点から、豊かさの意味や心地よいバランスの見つけ方についてお話しします。

心の豊かさとは?

「豊かさ」と聞くと、多くの人が物質的な富や快適さを連想するかもしれませんが、心の豊かさもまた大切な要素です。心の豊かさとは、内なる満足感や喜びを感じることであり、物質的なものだけでなく自己成長などが含まれます。心の中で満たされる感覚が、本当の豊かさを生み出す要因となるのです。

物質的な欲望との向き合い方

私たちが欲望を抱くのは自然なことですが、物質的な欲望に振り回されてしまっては元も子もありません。自分を見失うことなく、バランスを保つことが大切です。欲望に従って何でも手に入れようとすると、一時的な満足感は得られても、その後の虚しさや物質への執着がより過剰に生まれてしまうこともあります。感情や心の健康を大切にすることで、持続的な豊かさを実感できるのです。

本当に必要なものを見極める

心地よい豊かさを追求するためには、本当に必要なものを見極める力が重要です。物質的なものを手に入れること自体が悪いわけではありませんが、それが自分の幸福や心地よさに直結するものかどうかを考えることが大切です。周囲と比べていないか、その場の勢いで欲していないか、見栄や建前で求めていないか。本当に必要なものを見極め、執着せず、心地よい状態を保つことで、豊かな生活を実現することができます。

何かが欲しいと感じたら、それが本当に必要なものか、心から欲しいと思っているのかを見極めるために最低1週間は待ちましょう。その間に、当初の気持ちが変わらないかに注意します。すぐに買わなければチャンスを逃してしまうような、冷静な判断ができないような状況での買い物は避けなければなりません。時間がないような場合は冷静な第三者の意見を聞くと良いでしょう。

物質と心のバランスを保つ方法

物質的なものと心のバランスを保つためには、いくつかの方法があります。まず、感謝の心を持つことが大切です。自分が持っているものに感謝し、それを大切にすることで、満足感を感じることができます。また、今ある人間関係にも目を向けることで、心の豊かさを深めることができます。物質的な欲望だけでなく、心の側面にも注目してバランスを保つことが、本当の豊かさを実感するコツです。

たくさんの物を持つことは、それだけ守らなければならないものが増えることになります。そこに多くの時間を割かなくてはなりません。自分自身の豊かな生活のため、探求を進めていきましょう。

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

「世界でもっとも貧しい大統領 ホセムヒカの言葉」著:佐藤美由紀

管理者

阿賀嶺壮志(アカミネタケシ)1983年沖縄生まれ。
一般社団法人プラスワンライフ代表理事・公認心理師。精神科クリニックと学校現場において10年以上にわたる心理支援・カウンセリング経験を重ねてきた信頼のカウンセラー。幼少期の病弱で孤独な体験から「ありのままの自分を受け止めてくれる存在」の大切さを深く実感し、心理の道を歩む原点に。教員時代の挫折と児童との思いがけないつながりも、トラウマ支援への志へとつながっています。
2019年に「トラウマ治療専門カウンセリングルーム」を開設。統合的な心理療法と自然療法を組み合わせ、「元以上の状態へ」導く支援を理念としています。2021年には絵本『さばくと少年』を出版し、沖縄県内すべての小学校に配布されるなど、教育への貢献も続けています

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